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まなびwithの教材(3月号)が手に入ったので、まなびwithとポピーを比較してみました。
(新型コロナによる休園・休校期間中に小学館さんがまなびwithの教材を無償公開しておりました)
この記事で分かること
- 幼児ポピーとまなびwith それぞれの特徴
- レベルや料金のちがい
- どっちがおすすめ?タイプ別おすすめ教材
まなびwithと幼児ポピーでは教材のテイスト(おもむき)がかなりちがいます。
- まなびwith→学習教材(勉強感が強い)
- 幼児ポピー→知育教材(知育遊び感が強い)
って感じです。
どちらも小学校に入学して困らないよう国語や算数の基礎を身につけることが最終目標ですが、
幼児ポピー:幼児向けの親しみやすい教材でじっくりと文字や数の基礎を身につける
まなびwith:お勉強感のある教材で早めに進み小学校の内容を先取りする
となっており、教材のおもむきがだいぶちがいます。
結論から言うと、「まなびwith」が合うのはこんな方です↓
- 勉強が好き
- 成長が早め
- 早くからしっかり勉強したい
「幼児ポピー」が合うのはこんな方↓
- たのしく取り組める教材がいい
- 基礎(文字の読み書き、数)をしっかり身につけたい
- やさしめの問題で自信をつけたい
ポピーとまなびwithだと教材のテイスト(おもむき)がちがうので、それぞれの特徴を知ることが教材選びのポイントになるかと思います。
この記事を読むと、それぞれの特徴がわかり、どちらが自分に合っているか判断がつくと思いますので最後まで読んで参考にしてください。
【幼児ポピーとまなびwith】特徴比較
まなびwithの特徴はこちら
まなびwith特徴
- イラストが多くかわいらしいが、お勉強感が強い
- 年少から文字や数を学習し、年長では小学校の授業内容を先取り(ペースが早い)
- 図鑑で調べて学ぶ「図鑑ワーク」がある
幼児ポピーの特徴はこちら
幼児ポピー特徴
- イラストが多く親しみやすい教材でたのしく机に向かう
- 進むペースはゆっくりで、じっくり基礎をかためていく
まなびwithの特徴
まなびwithは学習のペースが早く、年少から「ひらがなのなぞり書き」「なんばんめ」など本格的な学習が始まります。(他社では年中から始まります)
年少3月号の教材↓
さらに年長3月号では、足し算や引き算をいきなり公式で解く問題や、本格的な国語の文章題があり、小学校の内容を先取りします。
教材はカラフルでイラストが多くかわいらしいですが、内容はしっかりとした「お勉強」です。
子どもじみた幼い教材がキライな人、勉強感がほしい人に向いている教材だと言えます。
ただその反面、勉強が得意でない子、興味が薄い子には取り組ませるのが大変かもしれません。
早いうちから真面目に勉強に取り組ませ、しっかり小学校の内容を先取りできるのがまなびwithの特徴です。
幼児ポピーの特徴
ポピーの教材はシールやイラストが多くたのしみながら取り組めます。
勉強というより知育遊びの感覚で取り組め、「勉強をやらされている」という感覚を持たずにたのしく机に向かえるのがポピーの特徴です。
ポピーは進むペースがゆっくりで基礎をじっくりかためていくスタイルです。
特に年少(きいどり)は学習の要素が少なくストーリーを読むことが中心になります。
本格的な学習(ひらがなの書き、数の大きさ比べなど)は年中からスタートなので、成長が早い子だと特に年少のうちは物足りないかもしれません。
ただ、学年があがるにつれ他社との差も小さくなり、卒園までに文字の読み書き、足し算&引き算の基礎、時計などを身につけられ、入学準備としては十分なレベルです。
たのしみながら机に向かい、じっくり文字の読み書きや計算の基礎を身につけるのがポピーの特徴です。
【幼児ポピーとまなびwith】料金比較
料金は幼児ポピーの方が圧倒的に安く、まなびwithはポピーの2倍以上です。
まなびwith | 幼児ポピー | |
年少 | 2117円〜
2310円 |
980円 |
年中 | 2369円〜
2585円 |
1100円 |
年長 | 2369円〜
2585円 |
1100円 |
まなびwithはしっかりとしたお勉強感があり私はとても好きですが、正直この料金差は躊躇してしまいますね。
もう少し安ければポピーではなくまなびwithをとっていたかもしれません。。。
【幼児ポピーとまなびwith】レベル比較
レベルは、まなびwithの方が難しいですね。
例えば、年長3月号の足し算の問題。
まなびwithは公式で解かせていますが、ポピーはイラストを使ってやさしく足し算の概念を学ぶレベルです。
まなびwith↓
ポピー↓
年長3月号の国語。まなびwithでは本格的な文章題が4つもあります。
一方、ポピーの国語は短めの文章を読み解く問題です。
ただ、文章は短いですが意味をしっかり理解しないと答えが導き出せないので、レベルは低くないと思います。
教材はまなびwithの方がハイレベルですが、ポピーでは不十分かと言ったらそういうわけではなく、ポピーでしっかり基礎力をつければまなびwithの問題を解く力はつくと思います。
実際うちの子はポピーだけで勉強してきましたが、まなびwithをやらせてみたらスイスイ解けてました。
基礎がしっかりしていれば、まなびwithのような一見難しそうな問題でも解けるんですよね。
まなびwithで勉強に慣れていれば小学校に入ったとき戸惑いが少ないと思いますが、どちらの教材でも卒園までに習得できる本質的な学力・知力はそんなに変わらないと感じます。
【幼児ポピーとまなびwith】教材の選び方
ポピーとまなびwithでは教材のテイストがぜんぜんちがいます。
基礎重視でたのしく取り組みやすい教材がいいか?(ポピー)
ハイペースで勉強感がある教材がいいか?(まなびwith)
が教材選びのポイントです。
それぞれの教材見本を実際にお子さんにやらせてみて反応を確かめるのがいちばん確実でしょう。
あとは料金ですね。
幼児ポピーでも小学校の入学準備レベルなら十分カバーできるので、料金重視ならポピーで決まりでいいと思います。
- たのしく取り組める教材がいい&基礎重視 → ポピー
- 勉強感がある真面目な教材がいい&先取り重視 → まなびwith
がおすすめです。
【幼児ポピーとまなびwith】まとめ
まなびwithの方がハイスピードで難しめですが、「難しい=良い」とも限りません。
勉強が得意でない子、勉強が好きでない子だと、まなびwithは勉強感が強いのでやる気が出ずに教材をためこんでしまうだけかもしれません。
逆に、勉強が得意な子だと幼児ポピーに物足りなさを感じるかもしれません。
この2社はレベル的に多少ちがいがありますし、教材のテイストがぜんぜんちがうので、実際にお子さんに教材見本をやらせて合う方を選ぶのが確実かと思います。
基礎を重視&たのしくお勉強
スピード感ある教材で小学校の内容を先取り
で選ばれるのがおすすめです。
どちらも教材見本が無料でもらえるので、実際に教材を手にとって中身を確認してみてくださいね。
まだの人は申し込んで取り組んでみてね。